- 夜勤専従看護師ってしんどい!ってよく聞くよね
- どんな人が向いてるの?
- メリット・デメリットは?

このような悩みを解決します!
- 夜勤専従看護師の給料・働き方
- メリット・デメリット、向いてる人
- 働きやすい条件・転職時の注意点
について知りたい方
夜勤専従看護師は
『夜勤しかないから生活環境が変わりそう』
『体調を崩しそう』
などのデメリットの声を沢山聞かれます。
当ブログ管理人も夜勤専従看護師で
1年間働いて大変な経験をしました。
慣れたらラクで、給料と休みを優先したいから夜専が向いてたね!
派遣看護師という働き方を知らなければ、
今も夜勤専従で働いたかもしれません。
ストレスなく働き続けたい方は以下の記事を参考に。

夜勤専従看護師のメリット・デメリットを紹介し、
どんな人が向いてるのかを解説していきます。
働きやすい条件・転職時の注意点も紹介するため、
夜専に興味がある方は転職時に活用してください。
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夜勤専従看護師とは?

看護師は24時間体制の仕事がほとんどのため、夜勤に従事する人が必要となります。
女性の割合が多く、結婚・出産・育児などの家庭環境によって夜勤を出来ない方が多いのが特徴。
そこで必要されるのが夜勤だけに従事する看護師。
働き方
次に、夜勤専従の働き方について解説します。
回数 2交代:月9 3交代:月18
時間 2交代:16:00〜翌9:00 休憩2時間
3交代:16時or23時〜 休憩1時間
2日連続までOK
夜勤は月144時間以上働いてはダメのため、2交代だと9回・3交代だと18回までOK。
1回16時間の夜勤でその間に計2時間の休憩がある場合
- 9回の時間は16時間×9回=144時間
- うち休憩時間は2時間×9回=18時間
- 実労働時間は144時間は144-18=126時間
引用元:公共社団法人日本看護協会
以下のような、夜勤2回連続までなら大丈夫ですが、
3回は問題ありです。
ここで、2交代夜勤のスケジュールを紹介するため参考にしてください。
- 16:00 出勤 情報収集
- 16:30 日勤からの申し送り
- 17:00 巡視 バイタル測定
- 18:00 配膳 食事介助 与薬 口腔ケア
- 19:00 記録
- 21:00 与薬 消灯
- 21:30 休憩
- 23:00 仮眠 巡視 点滴更新 体位変換 おむつ交換 退院・手術準備
- 5:00 採血 バイタル測定
- 6:30 記録
- 8:00 夕食に準ずる
- 8:30 日勤への申し送り
- 9:00 退勤
仕事内容
次に、夜勤専従の仕事内容について解説します。
病院で夜勤をしたことがある人なら分かりますが、普段の夜勤と同じです。
- バイタル測定 記録
- 点滴更新・採血
- 配膳 食事介助 与薬 口腔ケア
- トイレ介助・おむつ交換
- ナースコール対応
- 翌日手術・退院準備
- 巡視・消灯
- 日勤への申し送り
給料
次に、夜勤専従の給料について解説します。
諸々(もろもろ)の手当もありますが省略して紹介します。
毎月の給料は基本給と夜勤手当で計算され、
ここに、プラス2回/年のボーナスが付きます。
あたりまえですが、夜勤手当が高いほど、
給料が高くなります。
ここで、夜勤手当の相場を紹介します。
- 11,276円(2交代)
- 4,399円(3交代 準夜勤)
- 5,490円(3交代 深夜勤)
参考元:日本看護師協会
これは相場のため『安くない??』と感じるかもしれませんが、15000円/回以上の求人もあります。
次に、派遣・バイトの夜勤手当は以下の通り。
- 時給2,000〜2,500円
- 日当30,000〜40,000円(2交代制)
- 日当17,000〜23,000円(3交代制)
- 22:00〜5:00の賃金は25%UP
派遣・バイトでも手取り30万円は稼ぐことができるため、効率のいい働き方できます。
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夜勤専従看護師デメリット

次に、夜勤専従のデメリットを解説していきます。
常勤募集が少ない
まず働こうと考えても、常勤募集が少ないことが多いです。
- 職場内で募集する
- 夜勤できる人材が足りている
- 人気がある
- 退職時に困る
職場内で募集することで、面接の調整や雇用のお金が掛からないからです。
夜勤できる人材が足りているため、一時的に足りない場合はバイトや派遣で補います。
都市部より地方のママナースが多い職場は常勤を募集している傾向です。
募集しても、人気があるためすぐに募集が埋まってしまいます。
夜勤をできる人は限られ、辞めるとすぐに補えないため、そもそも夜専を取っていないこともあります。
足りないところで補えるバイト・派遣を雇うパターンが多いです。
スキルが身に付かない
夜勤は看護業務が少ないため、スキルを習得できないのが特徴。
『勉強したい・看護技術を上げたい』方には合っていない働き方です。
体調を崩しやすい
体調変化しやすい、体力に自信がない人は全くおすすめできません。
夜勤で体調を崩すと、せっかくの休日を無駄にするからです。
体調管理しやすい日勤or日勤+夜勤数回する方が合っています。
コミュニケーションが取りにくい
夜勤で働く看護師は少ないため、コミュニケーションを取ることが少ないです。
また、夜勤は1〜2人の職場がほとんどのため、
同じ勤務じゃないとコミュニケーションは取れません。
夜勤専従看護師メリット

ここでは、夜専メリットについて解説していきます。
- 給料が高い
- 休日が多い
- 出勤回数が少ない
- 連休を取れる
- 人間関係がラク
- 看護業務が少ない
給料が高い
以上で紹介したように日勤に比べて給料が高いのがメリット。
日勤専従の場合、役職がなければ、
基本給=手取り額とほぼ同じになります。
しかし、夜専は基本給+夜勤回数分の手当が付きます。
休日が多い
最大10回しか働かないため、休みが増えるのがメリット。
日勤の場合、基本は週休2日と祝日が休みになります。
夜専は、1勤務で2日(夜勤入り+明け)働いたことになります。
夜勤10回働くと20日分の出勤となるため、休日10〜11日/月。
明けの時間もあるため、日勤よりプライベート優先した生活ができます。
出勤回数が少ない
以上でも紹介しましたが、2交代だと夜勤9〜10回のため、出勤が少ないのが特徴。
出勤の手間や準備時間が少なく、自分時間が増えるためメリットを感じます。
『通勤に1時間』『いい求人があるけど家から遠い』
場合でも、出勤が少ない分、トータル通勤時間は半分になります。
また、朝早くに通勤する必要がなく公道や公共交通機関は空いています。
連休が取りやすい
1日休みが続くとできることが限られるし、
たまには連休が欲しいことありますよね。
夜専なら年間休みが多いため、連休を取りやすくなります。
旅行や3日間かけるイベントにも行けます。
シフト希望しなくても、連休になっています。
人間関係がラク
夜専であると一緒の勤務になる人が少ないため、
しんどい人間関係とは無縁に近いです。
また、日勤とも勤務前後の申し送りだけで、
関わることがほとんどありません。
そのため、仕事だけのコミュニケーションがほとんどになります。
看護業務が少ない
処置やケアはほとんど日勤で行うため、夜勤ですることはありません。
夜間に患者が安全に過ごせているのかを観察・確認することが業務になります。
そのため、業務で負担なく働くことができます。
夜勤専従看護師向いてる人4選

夜専に向いてる人について解説していきます。
- 効率よく稼ぎたい
- 体力・精神面でタフ
- 病棟経験3年以上
- 昇進に興味がない
3つ以上当てはまる人や夜専に興味がある方は働くことを検討してください。
効率よく稼ぎたい
少ない時間で稼ぎたいと考えている方におすすめの働き方です。
夜専の労働時間は月144時間以内と決まっているため、それ以上働くことができません。
労働基準法における原則として、1日8時間、1週間40時間の労働は禁止されています。
参考元:厚生労働省
月平均労働時間にすると、以下の通り。
- 28日:160時間/月
- 30日:171時間/月
- 31日:177時間/月
2交代で10回の勤務でも日勤より少ない時間でより稼ぐことができてしまいます。
体力・精神面でタフ
夜間・長時間働くための体力・精神面がタフさが必要となります。
- 夜間帯・長時間働く
- 働く看護師が少ない
- 休憩が短くなることも
日勤より人数が少ない分、体位変換やオムツ交換に時間がかかります。
また、急変時や入院対応が重なると休憩時間が短くなることがあります。
朝の配膳時間に疲労のピークとなり、集中力が欠けやすいです。
そのため、体力・精神的にタフな看護師が求められます。
病棟経験3年以上
夜勤専従看護師として働くために
経験年数は関係ありませんが、
病棟経験が3年以上あると安心して業務をできます。
看護師が少ないため、一人で業務を行う経験と知識、
急変時にも対応できる能力が必要です。
- 採血・静脈確保
- 吸引・吸入
- 経管栄養・胃瘻管理
以上の看護技術が出来ていれば、問題なく働くことができます。
昇進に興味がない
管理職等の昇進に興味がない方に向いてます。
『管理者になるなら平社員でいい!』くらいの方にピッタリの働き方。
日勤業務をしないため、
指導や管理者に向いてるのか判断する機会がなく、
管理者になるケースは極めて少ないです。
役職手当は付きませんが、夜勤手当てで十分補えます。
夜勤専従看護師働きやすい条件5つ


- 2交代制
- 人員配置
- 夜勤10回/月以下
- 夜勤手当1.5万円以上
- 電子カルテあり
順番に解説します。
2交代制を選ぶ
出勤回数を減らすためにも、2交代制がオススメです。
2交代は1勤務が長いデメリットがあります。
しかし、出勤回数が減る=プライベートが増えます。
出勤回数が9〜10回なら毎日通う必要がなく、
自宅から1時間かかる場合でも無理なく通えます。
人員配置
以下の人員配置基準なら働いてOK。
例えば、一般病棟と療養型リハビリテーション病棟では異なります。
一般病棟は受け持ち患者は15:1。
療養型・リハビリテーション病棟は30:1。
そのため、前者は2人以上、後者は1人が基準。
療養型の方(部署による)が状態が安定しているから
ラクと思われがちですが、あまり変わらないのが現実です。
夜勤10回/月以下
年間休日を増やすために夜勤10回/月以下で働くようにしましょう。
- 11 回 105 日
- 10 回 127 日
- 9 回 150 日
注)2月のみ夜勤9回とする
夜勤回数で年間休日が大きく変わるため、夜勤回数にはこだってください。
それでも夜勤月9回/月の求人は少ないのがリアルです。
もし求人があっても給料が減ってしまいます。
以下のような条件で交渉することをオススメします。
この条件なら年間休日は137日となります。
職場により、11回以上の求人もあるから注意しましょう。
夜勤手当て1.5万円以上

夜勤手当て1万円と1.5万円を比較すると、
9回勤務した場合は、4.5万円の差が生まれ、
年間約50万円の高くなります。
また、年収で出されることもあり
年収540〜600万円だと高給料の職場です。
年収or夜勤手当てがどれくらいかを見極めるようにしてください。
電子カルテあり
電子カルテがある職場の方が仕事がしやすいです。
夜間はただでさえ受け持ち患者が多いため、記録に時間がかかります。
早く仕事を終わらせるためにも、紙カルテより電子カルテを優先しましょう。
転職時の注意点

最後に、転職時の注意点を解説していきます。
上記で紹介したように、夜勤回数は月に10回以内で働くようにしましょう。
妥協すると夜勤回数は月に11回以上勤務させられることになります。
ここで具体的な数字を提案することがポイントです。
- 30日の月:9回
- 31日の月:10回
- 2月(28日):8回
転職サイトの利用は、夜専のが出回っていない求人を紹介、
担当アドバイザーから条件交渉してもらえるのがメリット。
特殊な求人は普通に出回っていないため、転職サイトを通じて募集されています。
転職サイトを利用しないと夜専の求人を見つけることはできません。
転職時にこちらの条件を伝えても、働いてから契約が違ったり、直接伝えにくいのがリアルです。
そこで、担当アドバイザーに条件交渉してもらいましょう。
代わりに交渉してもらうと、書面上に記載や
条件を伝えやすくスムーズに交渉しやすいです。
転職サイトは以前から職場との関係性があり、
条件をのんでもらいやすいです。
夜専看護師に向いてるなら求人を探そう

以上でも記載しましたが、夜専に向いてる人に当てはれば目指すことも検討しましょう。
転職時は上記で紹介した働きやすい条件と転職時の注意点を参考にしてください。
求人が少ないからといって、焦る必要は全くありません。
いい条件で働くのが高給料・休日の多さに繋がるため
妥協せずにいい職場のみを選んでください。
夜専の仕事に興味がある方は、求人数が多いところから転職先を探すべきです。
夜専の求人を扱っている職場が少ないため、
求人が出回っていないからです。
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