このような悩みを解決します!
・派遣看護師のメリット・デメリット
・派遣看護師向いている・向いていない方
*この記事を作成した人
- 『おそらブログ』男性派遣看護師のおそらです。
- 『正社員⇨派遣看護師へ』転職しストレスフリーで生活中。
- 『看護師と副業を組み合わせてセミリタイア』・『転職したい看護師の役に立つ』ための情報を発信しています。
今回は、派遣看護師のメリット・デメリットと向いている・向いていない方について解説します!
派遣看護師のメリットは以下のとおり。
派遣看護師のデメリットは以下のとおり。
はじめに、『派遣看護師のメリット』から順番に解説していきます。
派遣看護師のメリット

ここでは、派遣看護師のメリットを順番に紹介していきます!
派遣看護師のメリットは以下のとおりです。
看護師として働かれている方の多くは正社員で労働していますよね。正社員の方が待遇が良いからと派遣をしたことがない、しようと思ったことがない方ばかりだと思います。
派遣勤務は派遣ならではの正社員と違うメリットがあります。今回は看護師なら派遣勤務でも意外に働きやすいことを紹介していきます。

派遣と正社員の雇用元が違う
派遣看護師・正社員看護師の雇用元は以下のとおりです。
派遣は派遣会社、正社員は働いている職場が雇用元のため、派遣・正社員看護師はそれぞれ待遇が違うことになります。雇用元が違う=契約内容も違うため、正社員より契約内容が自由なのが特徴です。
雇用元・契約内容が違うため働き方が制限されにくい
雇用元・契約内容が違うため、職場先も必要以上に口出しすることができません。そのため職場により休み希望・超過勤務時間等を制限されにくい傾向があります。
看護師A
上司からこのように言われた経験はありませんか?派遣看護師はこのような経験がなくなります。(雇用元にもよります。)
時給が高い
上記のように派遣は時給換算のため、給料が下がりやすいと思われがちです。むしろ時給が高いため、ボーナスを除くと手取り月収は派遣看護師の方が高いです。(週5勤務の場合)
派遣看護師の時給相場は以下のとおりです。
勤務場所にもよりますが、時給が高い場所で働くことができれば週5働けば手取り30万円以上を貰えることは可能となります。
6ヶ月〜1年程度の期間で働くなら、派遣看護師の方が給料が高くなってきます。長期で働く場合はボーナスを含めた給料となるため、派遣看護師の方が低くなります。
しかし、看護師という職業のため、派遣の中でも他職種以上の給料があるため、一人暮らしや家計を支える程度あれば十分な生活が可能となります。
派遣会社や交渉により時給が変わる
派遣会社によっても時給が異なったり、契約時に交渉すると上げて貰えることがあります。
時給100円変わるだけでも、1ヶ月働くと大きい金額になるため派遣会社選び・契約時の交渉をきちんとするようにしましょう。
残業がない
派遣は基本的に残業がありません。正社員は残業をするのが当たり前になっているから、残業がないだけでかなり働きやすくなるのではないでしょうか。
派遣勤務に残業がないのは理由があります。
残業代を支払わなければいけない
雇用元が派遣会社のため、残業すると残業代を必ず支払わなければいけません。仕事が終わっていなくても勤務を終えれることや始めから勤務が終わるような仕事量になっていることが多いです。
勤務が繁忙のため、どうしても残らざる得ないの場合は残業代が全て支払われるため安心してください。
人間関係が良好である
派遣と正社員との関係になるため、人間関係が良好である傾向です。
正社員は派遣看護師に必要以上のレベルを要求することが厳しいからです。正社員同士であるとバチバチした関係になりやすいですが、、。
・3〜4ヶ月で契約更新
人間関係が合わないと思ったら契約更新せず退職することができます。
3〜4ヶ月毎で契約更新するため、もし関係が悪くなっても更新せずに退職すれば良いだけです。正社員は人間関係が合わなくても我慢して働き続ける必要がありますが、派遣は我慢せずにすぐに退職することができます。
有給休暇を全て取れる
正社員の場合、有給休暇を十分に取得することができません。派遣は有給休暇を全て取ることができます。
看護師A
看護師B
このように有給休暇は正社員の方からすれば、有るようで無いものではないでしょうか。派遣は労働環境に関係なく取れるところが良いところだと思います。
1年間で約20日程度取得
有給休暇を年間20日程度取得することができます。派遣会社の契約内容にもよるため、要確認してください。
派遣勤務開始約6ヶ月後から有給休暇を取れるケースが多く、それまでは有給休暇なしで働かなければいけません。正社員だと働き始めは有給休暇という言葉すら存在しないため、半年後から取得できるだけ嬉しいですよね。
年末調整は派遣会社が行ってくれる
年末調整調整自体はありますが、必要事項のみを記載して派遣会社へ提出するだけで年末調整調整は終わります。
年末調整する必要があるんかい‼︎と思われるかもしれませんが、派遣も正社員同様年末調整を勝手にしてくれます。会社に所属している以上、年末調整する手間が省けます。
社会保険の加入ができる
看護師A
派遣も社会保険の加入ができるため、安心してください。
社会保険にきちんと加入できますが、年収が少なければ加入できなくなる可能性があります。派遣勤務開始前に派遣会社へ確認するようにしましょう。
以下からは『派遣看護師のデメリット』について解説していきます。
派遣看護師のデメリット

派遣看護師のデメリットは以下のとおり。
順番に解説していきます。
正社員と比較して給料が低い・住民税を払う手間がかかる
派遣看護師は時給約2000円、5日/週(1日8時間勤務)。派遣看護師は正社員時(ボーナス込み)と比較すると手取り額は30万円/年程度減額予定です。
出勤日に休むと給料が下がる。正社員として働いている時は体調不良で休んでも給与減額はありませんでしたが、派遣看護師は時給換算のため1日休むだけでも給与が下がってしまいます。給料の減額だけでなく、昇給がない。
昇給がないため家族ができた際は余裕を持った生活は厳しいと思います(個人の金銭感覚にもよりますが)。所得税・社会保険料等は給料から天引きされますが、住民税のみ自己負担となるため自分で支払いをしなければいけません。
福利厚生がない
正社員時は家賃・産休・育休手当がありました。家賃手当は約3万円/月支給されていたため、固定費を抑えることができていました。
家賃手当があるとないとでは、年間約36万円も変わってきます。正社員看護師として働くのであれば、必ず家賃手当の金額と有無を確認して就職するようにしましょう。
産休・育休手当は独身メンズ看護師の僕は恩恵を受けることができませんでしたが、女性看護師さんはとてもメリットのある制度だと思います。仕事をされていない時でもお金が少しでも入ってくる状況であれば、余裕を持って子供産んだり、育てたりすることができます。
派遣の場合は一銭も支給がないため、自分の環境によって働き方を変える必要があると思います。夏季休暇がないため、長期で海外旅行に行こうと考えている方は難しいと思います。
登録している派遣会社にもよりますが、僕の派遣会社は有給休暇を1ヶ月に1度取得できるため、3連休取り旅行に出かけることも可能です。派遣看護師になる前に派遣会社との契約内容をきちんと聞いておくようにしましょう。
看護技術や知識を得る機会が少ない
看護技術や知識を早く身に付けたい場合は急性期の病院へ転職してください。施設は基本的に医療を必要とする方がいないため、看護技術や知識を得るには向いていないと思います。
看護技術は採血、末梢ルート確保、バルンカテーテル挿入、吸引、胃瘻からの注入、12誘導心電図、軟膏・褥瘡処置しか主に行いません。
逆に最低限の医療処置しか行いたくない人であれば、施設への転職をおすすめします。上記が僕が正社員から派遣看護師へ転職した際のデメリットとなります。
登録している派遣会社にもよりますが、給与や休日日数が異なるため派遣看護師へ転職される場合はそのようなことも参考にして選択してください。
派遣看護師向いている方・向いていない方
派遣看護師に向いている方と向いていない方は以下のとおり。
派遣向いている方 | 派遣向いていない方 |
肩書きを気にしない | 福利厚生がある |
人間関係に悩みたくない | 責任感のある仕事をしたい |
好きな時に休み希望を取りたい | 看護・医療の勉強をしたい |
一人暮らし | 今後年収を上げたい |
プライベートの時間を増やしたい | 家族を養っていく |
ストレスなく自由に働きたい方は派遣看護師がオススメです。看護師のため収入もあり、プラス自由な時間が増えるため、プライベートの時間がもっと欲しい人には理想の働き方です。
家族を養っていく場合は収入面や福利厚生部分が重要になってくるため、主婦や一人暮らしの方はぜひ派遣勤務を検討してください。
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【まとめ】派遣看護師のメリットでストレスなく生活する

『派遣看護師のメリット・デメリット』を紹介してきました!
『派遣看護師のメリット』
『派遣看護師のデメリット』

現役男性看護師のおそらです。本業看護師+副業で生計を立てています。看護師としてどのようにすればストレスなく生活できるかについて情報を発信します。
・現役男性看護師のおそら
・急性期病院のICU・外科病棟合わせて6年実績経験
・ストレスから解消されるために派遣看護師へ転職
・看護師としてストレスなく生活できる方法を発信