派遣看護師は高時給と言われているのは、2,000円以上の求人が多数あるからです。正社員より高い給料を貰える場合もあります。
給料で仕事を検討する方もいるため、派遣と正社員看護師の給料を比較してまとめました。3年目派遣看護師のリアルな給料も分かるので参考にして下さい。
派遣看護師の給料以外も知ってほしいため、先にメリット・デメリットを紹介します。
派遣看護師のメリット
まずは、派遣看護師のメリットを紹介します。
高時給・高月給
正社員よりも時給・月給が高いことが多く、短期間で稼げる特徴があります。
柔軟な働き方ができる
勤務日数・曜日・時間帯などがライフスタイルに合わせて選びやすいです。
人間関係のストレスが少ない
長期的な職場内の人間関係に縛られにくく、合わなければ職場を変えることできます。
多様な職場で経験を積める
病院、介護施設、訪問看護など多くの現場を経験でき、スキルの幅が広がります。
勤務の自由度が高い
希望休暇や長期休暇を取りやすく、副業との両立もしやすいです。
派遣看護師のデメリット
次に、派遣看護師のデメリットを紹介します。
雇用が不安定
契約期間が3年までで、更新されない可能性もあります。
ボーナス・福利厚生がない
ボーナスや退職金、住宅手当などが支給されないケースが多いです。
キャリア形成が難しい
管理職や専門職へのステップアップには不利な場合があります。
教育体制が整っていないこともある
研修や教育制度が整っていないことがあり、新しい業務に戸惑うこともあります。
短期間での職場適応が求められる
現場ごとにやり方が違うため、すぐに慣れる柔軟性が必要です。
派遣看護師の給料
派遣看護師の時給、月収、手取り月収を紹介します。
時給:約1,300円~2,500円
- 大都市(例:東京・大阪):1,600円~2,400円
- 地方:1,300円~1,600円
月収(1日8時間×月20日勤務の場合)
- 時給1,300円の場合:約208,000円
- 時給2,400円の場合:約384,000円
手取り月収・年収
- 月収:額面月収の約8割だと、約166,400円~307,200円
- 年収(手取りベース):約300万円~380万円
平均的には、時給1,500円~2,500円、月収24万円~32万円、年収300万円~380万円程度です。
正社員看護師との比較
正社員看護師
- 月収:約30万円前後
- 年収:約450万円~500万円(賞与含む)
派遣看護師は時給が高めに設定されているため、月収ベースでは正社員と同等かそれ以上になることもあるが、ボーナスがないため、年収では正社員の方が高くなる傾向です。
職場によっては正社員の方が低くなることもあります。おそらが働く特養では、年収20万円ほど(派遣が)高いです。時給は転職サイト担当者の給料交渉や、どの求人サイトから登録するかで変わります。
リアルな派遣看護師の給料
派遣看護師(特養)の手取り給料を紹介します。

総支給額 | 384,038円 |
手取り額 | 320,553円 |
- 特養・関西
- 手取り約340〜350万円
- 時給2100円×8時間 勤務22日
- 残業約3時間
- 交通費含まず
手取り月収は約29〜33万円です。ボーナスはないが、これだけあると生活に支障はないレベルです。勤務日数は20〜23日のため金額が変動します。残業代は平均3時間ほどでした。
高時給求人の特徴
以下の求人では、時給2,000円以上が設定されており、特に夜勤専従では3,500円以上の高時給も見受けられます。
その中でも、実際に働いていた特養をおすすめします。
特別養護老人ホーム
- 高時給
- 残業がない
- 採血・点滴ができる
- 療養上の世話がない
特養で2,100円で働いており、残業もほぼありませんでした。採血や点滴確保を維持したい方にもオススメです。職場によって変わるが、療養上の世話がない特養は余裕を持って仕事ができます。オムツ交換、移乗、体位変換、清潔ケア等は看護師の仕事に含まれません。
まとめ
正社員と比較しても、意外と給料が高いと思った方もいたかもしれません。地域によって時給に差があり、都市部の方が高くなりやすいです。給料だけでなく何を優先したいのかで働き方も変わるので、自分のライフスタイルに合った仕事を選んでほしいです。