大学・専門学校等まで進学して、奨学金を利用する方が増えてます。ボクも在学中に100万円を借りてました。全額返すまではお金を使えない中での貯金だったので辛かったです。
返済した結果、好きなことに使いつつ、30代で資産2,000万円を作れました。バランス良く使う・貯めることができる人が長期的な資産を築けると感じました。ブログでは、早く奨学金を返済するべき理由をお話しします。プラスで生活防衛費も作っておくことを紹介します。
まずは生活防衛費を確保する(最低6ヶ月分)
ここも重要です!
奨学金返済する前に生活防衛費を作りましょう。急な病気や突然の出費で現金が必要です。もしもの時に対応するお金なので、使用しないでください。
生活費の6ヶ月〜2年分あると安心できます。勘違いするのが、娯楽費等も含めた費用で計算することです。困っている時に遊ぶ余裕なんてありません。最低限の生活ができるお金と考えましょう。
ボクの場合は家賃、光熱費(ガス・電気・水道)、食費、通信費のみを半年分を貯めました。毎月要らない交通費・美容(カット)・医療費は含めてません。
おそらの場合
- 普段:15万円/月
- 最低限:8万円/月 6ヶ月分:48万円
お金に余裕がある現在は2年分貯めて、残りは投資信託の積み立てに使ってます。不安な方や個人事業主は、返済後に2年分の防衛費を作っても良いですね。個人事業主は不安定で、収入が少ない時でも乗り越えられるからです。
奨学金を早く返済する理由
奨学金を早く返済すると精神的に余裕になり、気持ち良く使いながら貯金できる理由をお伝えします。お伝えした内容を聞いて貯金を成功する人が増えると嬉しいです。
頭のリソースが空く(余裕が出る)
意識から「奨学金の返す」ことがないと、お金から解放された気分になりました。
残っている時は、友人とのご飯、趣味にお金を払う時にしんどかったです。貯金は増えるけど、使うと罪悪感が出てきます。「まだ奨学金が残っているのになんで遊んでるんや」とお金を使うことが怖くなってました。ご飯屋は食べたい物じゃなく、安い物で選んでました。あの頃は友人に迷惑をかけたのを覚えてます。
新卒1年目、12月ボーナスで100万円貯まったが、預金残高が減るのが嫌で返すのが遅くなりました。
利子がある(ない場合でも先に返済する)
使いながら貯金したいなら、利子がある・ないに関わらず早く返してください。
ある場合は、時間をかかるほど借りた額以上の利子があるからです。1年目10月頃から返済+利息が発生し、翌年10月に重い腰を上げ一括返済しました。詳しく覚えてませんが、3〜8万円ほど無駄に払いました。
ない場合でも、返済する義務がある借金と同じです。「奨学金は利息が低いから急いで返さなくても大丈夫!」と聞きますが関係ありません。もし結婚してマイホームを購入すると、住宅ローンでも利息が発生します。
将来への不安を減らせる(行動しやすい)
人生が身軽に行動できます。もし出産すると、養育費・教育費は子供の成長とともに負担が大きいです。私立学校に通うと想像以上に必要となるため、生活がしんどくなるのが想像できますよね。
先に奨学金を無くすと、お金のかかり時にも対応できます。必ず必要な費用だけでなく、家族旅行、推し活、欲しい物が買えると選択肢が広がるため、将来への漠然とした不安も減らせます。
まとめ
まずは、生活費防衛費を最低でも6ヶ月分作りましょう。次に、奨学金を早く返済して罪悪感なくお金を使い貯金もしましょう。最後は、働き方や状況に合わせて防衛費を1〜2年分に増やすなど検討してください。
この方法だけで2,000万円を築いたわけではないですが、貯金は数年かかるため、精神的な安定が必要です。貯めるだけに集中する人ほど貯金する意味が分からなくなり、挫折して浪費に走ります。予算内でお金を使いながら貯金できる人が、将来的に資産を築ける人だと感じました。