社会人になると、自分のお金を奪ってくる誘惑がいっぱいです。使おうとしなくても、世間と同じ支出をすると貯金できません。
そこで、奨学金返済から1,000万円貯めるまでにやめた11の習慣をお伝えします。
社会人になって経験した無駄な支出習慣をまとめています。悪い生活を断ち切れば、一人暮らしや収入が低い方でも貯金できます。
奨学金返済から1,000万円貯めるまでにやめた11の習慣
大学進学にともない奨学金100万円を借りました。社会人2年目まで支出生活でしたが、そこから全額返済して5年目で1,000万円を貯めれました。
無駄な支出に気づき、習慣を変えることができたからです。経験して辞めた習慣と改善点をお話しします。
見栄の買い物

見栄っぱりは浪費します。彼女や友人にオシャレと思ってほしくて買った洋服、靴など。また同じ服を着てると思われたくなくて、会うたびに違う服を選んでました。1着1万円する服もあり、他人目線でお金を使うと、いくらあっても足りません。
また、セール・バーゲンでも安いという理由だけで買ってました。ただ安いだけで、本当に欲しいなら定価でも喜んでお金を出すはずです。
こんな時の買う基準は、2週間待ってみて、欲しいと思うのかで判断します。ほとんどは1週間ほど忘れているからです。これだけで本当に欲しい物なのか分かり、無駄な支出も抑えてくれます。
自分の目線で買い物すると、本当に欲しい物は意外と少ないと感じました。
奨学金返済が遅い
奨学金は利子ありなので、早く返済する必要がありました。新卒の冬ボーナスを貰い、100万円貯まりましたが、通帳の数字が減るので嫌で1年後に全額返済しました。
利子だけで3〜8万円を支払った記憶があります。預金額の数字のためだけに、この支出って無駄ですよね。借金と同じため、最低限の生活費を貯めた後にすぐ返済しましょう。
スマホは大手キャリア
初めて携帯電話を持ってから同じキャリアを使用してないでしょうか。
中学から大学生までドコモだったので、何も考えず8,000円を払ってました。格安SIMが出てきても、乗り換えるのが面倒でした。
友人が楽天モバイルに変えたことをキッカケに変更しました。3,000円と格安で、不安で舌が問題なかったです。通信量が5,000円下がり、年間60,000円の貯金に成功しました。
乗り換えは面倒ですが、一度見直せば自動的に貯金できるため改善してほしいです。
\楽天モバイルはデータ量無制限/
会社の飲み会
会社の飲み会で毎回5,000円が消えてました。付き合いだけで参加していたので、嫌々払ってました。楽しくないことに出す支出ほど苦痛なことはないです。
一度断ってみると誘いが減り、職場での関係性は変わりませんでした。貯金のためと割り切ると、断ることができました。
なんとなくコンビニ
自宅周辺にコンビニがあり、ふらっと寄ってました。カフェラテが飲みたくて、一杯200円を毎月10回ほど払ってました。ついでに甘いお菓子にも手を出すことも。コンビニはスーパーより割高なため、余計な出費もあります。
スーパーで代替して出費を抑えています。緊急時や年末年始のスーパーが空いてない時だけ利用するようにしました。
一人で行く外食

一人で行く外食はもったいないです。個人的にご飯は複数人で行って会話して楽しめるから意味があると感じます。新卒時は、仕事が忙しくてご飯を作るのが面倒な時に外食してました。1食1,000円前後と高いです。
自炊なら1食300円あれば作れます。ふるさと納税のご飯や玄米を利用してより安く済ませました。貯金以外にも健康にも良いです。一人暮らしで一度に多く作れば、出勤時のお弁当に入れて節約もできます。
不要なサブスク
使ってないのに登録したままのサブスク(サブスクリプション)はありませんか?この機会にぜひ見直しましょう。
音楽、動画サービスをあまり使っておらず登録したままでした。いつか使うと思ってましたが、結局放置でした。このサービスで毎月2,000円支払っていました。1年で考えると24,000円のため馬鹿にならない金額です。
固定費と同じで自動的に支払いが生じるため、シビアに考えましょう。音楽サービスはYouTubeで代替しました。サブスクを解約基準は、1週間使わなければ即解約しましょう。
銀行ATM利用
家賃支払いを銀行振込で行い、手数料300円ほど支払ってました。年間で約4,000円。世間と同じ当たり前の出費があるから貯金できないのです。
ネット銀行に変えてから無料で振込できてます。スマホアプリから振込できるので、ATMに並ぶ手間も省けました。出金は近くのコンビニからできるので、旅先で現金がいる時に助かってます。おすすめは楽天銀行、住信SBIネット銀行です。
リボ払い
社会人で初めてクレカを持つ時に、リボ払いの設定になっていました。
毎月いくら使っても、1万円だけ引き落としでした。この金額に端数が付き、利用してないのに残高が増えていく状況でした。やばいと思い、一括返済しましたが、利息だけ8万円ほど請求されてました。
リボ支払いになってたのか不明ですが、クレカ作成時に支払い設定や支払い金額がおかしくないか、確認してください。
家計簿を付けなかった
前提として貯められる人は、何にどれくらい支出したのかを把握してます。
以前は使った金額が分からず、いくらでもお金を使える感覚でした。そこで、家計簿アプリ(マネーフォワードME)を付けて、支出を見えるようにしました。
毎月の支出・貯金額を決めて予算の中でやりくりできます。支出が見えると、「今月はあとどれくらい使えるな」と計画を立て管理できます。

養老保険
老後に備えて保険会社の養老保険(貯蓄と死亡保障が備わった生命保険)に入ってないでしょうか?
必要ないです。友人の紹介で、2年ほど加入してました。元金より増えますが、保険会社の手数料で搾取されています。
代わりにNISAで投資信託の運用を始めました。投資の手数料が少なく、利益は非課税のため、無駄な支出がなく老後の備えができます。
まとめ
1,000万円貯められる人は、誘惑に惑わされない、世間と同じ支出をしない(同じサービスをより安く使う)習慣があると感じました。社会人になると誘惑が多く、無意識にお金を使わされ、なんとなく支払いが増えます。そこで、どれだけ惑わされず、意識して無駄な支出を削れるかです。1,000万円は減点方式のため、一人暮らしや収入が低くても、習慣の見直しで達成できます。
