皆さんはどれくらいの貯金を持っていますか。早く貯めるほど、選択肢が大きく広がり、今よりも自由に生きやすく感じられました。
これを実感してほしいため、まずは「30歳までに1,000万円貯める」ロードマップを作成しました。私が30歳までに到達した方法をお伝えします。マップ通り進めると、1,000万円貯めることができます。
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30歳までに1000万円貯める効果
まずは、30歳までに1000万円を貯める効果をお伝えします。以下に具体的な効果をお伝えします。
節約・管理スキルが身に付いている
- 支出管理・習慣化のスキルが身に付く
- 将来的にお金を使わなくても楽しめる
- 「本当に価値のある物」が買えるため、満足度が高くなる
安心感が得られる
- 精神的な余裕が生まれ、将来の生活が安定
- 突然の病気やケガ、失業に備えられる
ライフプランの自由度が増す
- 5年間、仕事をしない選択も
- 嫌いな仕事から離れられる
- 「やりたいこと」への挑戦が現実的に
- お金の不安が減り、値段で選ばない(外食、旅行グレードアップ)
お金の知識が身に付く
- 投資・税金・保険の知識が身に付く
- 早めに税制優遇制度を使える(NISA、ふるさと納税)
- 無駄な保険に入らなくて済む
投資・資産運用の恩恵が受けられる
- 資産運用の選択肢が一気に増える(投資信託、高配当株)
- 複利効果が大きくなる
- 複利を実感して借金の概念がなくなる(車やマイホーム購入)
結婚・出産などの土台になる
- 将来の大きなライフイベントにも安心して対応できる
- お金に余裕があり、パートナーとの喧嘩が減る
周囲と差がつく
- 30歳で貯金1000万円はかなり少数派
- 将来の資産格差に繋がりやすい
- 金融リテラシーが高く、騙されにくい
30歳までに1000万円を貯めると、「お金で我慢する人生」から「自分で選べる人生」へと大きな転換点でした。将来の自分が必ず感謝する、強力な資産です。
1,000万円以上持っている割合
まずは、1,000万円持っている人の割合を見ていきます。
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和4年)」に基づくデータ。株式を含めた金融資産保有額で、1,000万円以上1,500万円未満の人の割合です。
- 低収入、貯める期間が短い20〜30代は少数
- 40代、50代から増える
- 60代以降は退職金が入る
★金融資産保有額1,000万円以上1,500万円未満の年代別割合
年代 | 一人暮らし | 二人以上世帯 |
---|---|---|
20代 | 1.9% | 3.6% |
30代 | 6.8% | 8.7% |
40代 | 12.0% | 10.0% |
50代 | 7.7% | 11.6% |
60代 | 9.2% | 10.9% |
70代 | 7.8% | 12.7% |
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」(2022年) ※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」(2022年)
- 一人暮らしの平均値1,348万円 中央値450万円
- 二人以上世帯の平均値1,698万円 中央値750万円
平均値は、現実的な数値とかけ離れています。自分の貯金額と比べるなら、データを大きい順に並べたときに、中央に来る数値を指す、中央値が現実的といえます。
貯金1,000万円ためた人の年齢別の割合は?達成させるコツも解説 mycard 三菱UFJニコス
年収別1000万円持っている割合
次に、年収別の1,000万円を持っている割合を見ます。個人的に、低収入で1,000万円貯めるのは難しくなかったです。
★金融資産保有額1,000万円を超える年収別の割合
年収 | 一人暮らし | 二人以上世帯 |
---|---|---|
収入なし | 3.0% | 0.6% |
300万円未満 | 3.7% | 5.4% |
300万~500万円未満 | 6.8% | 8.0% |
500万~750万円未満 | 7.0% | 8.7% |
750万~1,000万円未満 | 15.4% | 13.1% |
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」(2022年)※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」(2022年)貯金1,000万円ためた人の年齢別の割合は?達成させるコツも解説 mycard 三菱UFJニコス
- 年収300〜500万円でも貯めている
- 高年収でも15%前後
データを見て、低年収・高年収でも貯めてるのは少数派です。ほぼ無駄な支出で貯めれないと感じました。最初に気づき、「世間の当たり前の支出をしないこと」が1,000万円を持てる人です。
30歳までに1,000万円貯めるロードマップ
- 23歳:就職 貯金0円からスタート 年収450万円
- 24歳:奨学金の返済(100万円)
- 26歳:500万円 年収500万円
- 27歳:投資始める
- 28歳:転職で給料下がる 年収400万円
- 29歳終盤:1,000万円達成 投資(+50万円)
1年遅く就職し、奨学金返済100万円を一括で返済。24歳〜は200万円のペースで貯金。年収は平均くらいでも、ほぼ労働+倹約だけで1,000万円貯めれました。
1.23〜24歳|支出を削る
- 手取り収入の2割以上を貯金へ
- 固定費(家賃・通信費・サブスク・保険)の見直し
- 家賃:手取りの25%以下 できれば20%以下
- 通信費:格安SIM高くても3,500円以下
- サブスク:1週間使ってないは即解約
- 保険:加入しない 公的保険で問題なし
- ガス:都市ガスを選ぶ プロパンガスは高い
- 銀行:ネット銀行(楽天銀行・住信SBIネット銀行)
- 車は持たない
目標貯金額:100〜150万円
まずは、貯金2割以上で緩めに設定。固定費を減らす時期。特に、金額が高い家賃・通信費を抑える。サブスク、保険は基本入らない。賃貸は都市ガスの方が安い。振込手数料が無料の上記ネット銀行を選ぶ。
2.24〜26歳|収入アップする
- 転職を考える
- できれば副業(月3〜5万円)
- 生活レベル上げない ボーナスは全て貯金
- 年200万円を目指す
目標貯金額:350〜500万円
支出を削れたら、次に年収を増やす。低収入なら転職を考える。毎月の予算で生活、ボーナスは使わない。この期間でも投資を始めても問題なし。
3.27〜28歳|投資を始める
- 月3万円からNISA(非課税投資枠)に投資
- 長期・分散・積み立て・低コストで運用
- 投資信託 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 投資信託 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)へ投資
目標貯金額:700〜850万円
月3万円の少額から投資を始める。100円からでも始めることが大事。投資信託は15年以上売らない(長期)、毎月お金をコツコツ積立(積み立て)を守る。上記商品は、500〜2,500以上の企業に分散、低コストで運用できる。
4.28〜30歳まで|仕上げと最終調整
- 必要に応じて引っ越し
- 余剰資金で投資金額を増やす
- 車やマイホームを買わない
目標貯金額:1,000万円達成!
賃貸で、支出をより下げれるなら引っ越しを検討。資金に余裕があるなら、投資金額を増やす。貯金額が増えても誘惑(自動車・住宅)に惑わされない。
おそら資産推移
年齢 |
年間貯金目標 |
累計貯金額 |
---|---|---|
24歳 |
80万円(奨学金ー100万円) |
80万円 |
25歳 |
150万円 |
230万円 |
26歳 |
180万円 |
400万円 |
27歳 |
200万円 投資始める |
600万円 |
28歳 |
150万円 |
750万円 |
29歳 |
130万円 |
880万円 |
29歳終盤 |
150万円 投資含み益50万円 |
1,000万円達成! |
まとめ
実際、1,000万円貯めて分かったのは、ほぼ労働+倹約で達成できることです。日本人特有のみんなと同じがいい=同じような支出をするため、高年収でも貯まりません。投資で増やすには時間がいるため、複利をあまり感じなかったです。
30歳までに貯めて感じたのは、精神的に余裕なり、選択肢が大きく広がったことです。「辞めたい」から「いつでも辞められる」に気持ちが変わり、新卒で就職した嫌な仕事を辞めれました。これだけでも、この資産を築いて良かったと思います。