- 夜専が働きやすい条件
- 夜専看護師の仕事内容・給料
- 夜専で働くメリットとデメリット
皆さんは夜勤専従看護師にどのようなイメージを持っていますか。
働きにくい、健康に悪い働き方と感じる人も多いでしょう。
夜専経験者が少ないため、どの情報を信頼して働けばいいのか迷います。
そこで、病棟夜専で1年6ヶ月働いた経験から、夜専で働きやすい条件とメリット・デメリットを紹介します。
ブログで紹介する働きやすい条件を意識すれば、年間休日130日以上、年収540〜600万円を条件を満たせます。
\夜専で高給料の職場が見つかる/
サイト名 | 登録 | 特徴 |
|
|
|
|
|
夜勤専従看護師とは?

医療機関は24時間体制が多く、1病棟でも2〜3人/日の夜勤がいます。
女性の割合が高く、家庭環境などの理由で働けません。
そこで、夜専の人材が必要となります。
3年目以降で働けるケースが多く、病棟によって働ける人数が決まっています。
夜勤専従看護師の働き方

- 2交代:夜勤月9〜10日/月
- 2交代:16:00〜翌9:00 休憩2〜3時間
- 夜勤2回連続まで可
月144時間以上働けず、2交代は9〜10回・3交代は18〜20回までとなります。
1回16時間の夜勤でその間に計2時間の休憩がある場合
- 9回の時間は16時間×9回=144時間
- うち休憩時間は2時間×9回=18時間
- 実労働時間は144-18=126時間
引用元:公共社団法人日本看護協会
2回連続だと、夜勤明け⇨翌日入り⇨明けとなります。
基本は明け⇨翌日以降休みのパターンが多いです。
休日130日/年以上ほしい方は、2交代をおすすめします。
2交代制夜勤のスケジュールを紹介します。
- 15:45 出勤 情報収集 内服チェック
- 16:30 日勤からの申し送り
- 16:45 巡視 バイタル測定
- 17:30 記録
- 18:00 配膳 食事介助 与薬 口腔ケア
- 19:00 記録
- 20:30 与薬
- 21:00 消灯
- 21:30 食事休憩(15分前後)
- 23:00 仮眠 巡視 点滴更新 体位変換 おむつ交換
- 5:30 採血 バイタル測定
- 6:30 記録
- 8:00 夕食に準ずる
- 8:45 日勤への申し送り
- 9:00 退勤
休憩は23時以降から、2時間〜3時間で取れます。
緊急入院を積極的に受け入れる職場は、休憩が取りにくい日もあります。
夜勤専従看護師の仕事内容

仕事内容は、病棟夜勤と変わりないです。
勤務メンバーは看護師2〜3人、介護士1人となります。
働く人数が少ないため、急変時に対応できる能力は必要です。
正社員の夜専だと、委員会・病棟係、受け持ちのサマリーなども含まれます。
委員会・病棟係は、休日に来なくていいような業務に割り当てられます。
夜勤専従看護師の給料

看護師の平均夜勤手当となります。
3交代制:準夜勤 | 4141円 |
---|---|
3交代制:深夜勤 | 5033円 |
2交代制:夜勤 | 1万1026円 |
参照元:公益社団法人 日本看護協会 『2019年病院看護実態調査』
2交代1回あたり1〜1万5千円が相場となります。
夜勤は9〜10回/月、夜勤手当だけで約10〜15万円です。
より稼ぎたいなら夜勤手当が高い職場を選びましょう。
以下は派遣・バイトの夜勤手当てです。
- 時給2,000〜2,500円
- 日当30,000〜40,000円(2交代制)
- 22:00〜5:00の賃金は25%UP
派遣・バイトでも1回あたり3万円以上貰えるから割高な働き方です。
\夜勤バイトを探そう/
サイト名 | 公式サイト | 特徴 |
レバウェル看護派遣(旧看護のお仕事)![]() |
|
|
M-Cナースネット |
|
|
夜勤専従看護師の働きやすい条件

新しい職場で働く
先に、今働いている職場の夜専がどんな条件なのか確認しましょう。
ほとんどの場合、夜勤11回以上、夜勤手当てが低く働いています。
新しい職場で働くのはこちらから提示した条件で働きやすいからです。
2交代制を選ぶ
出勤回数を減らすためにも、2交代制を選びましょう。
出勤回数が9〜10回なら毎日通う必要がなく、自宅から1時間かかる場合でも無理なく通えます。
夜勤10回/月以下
年間休日を増やすために、夜勤10回/月以下で働きましょう。
夜勤回数で年間休日が大きく変わるため、夜勤回数にはこだってください。
以下のような条件で交渉することをオススメします。この条件なら年間休日は130日以上です。
夜勤手当て1.5万円以上、年収540万円以上
夜勤手当て1万円と1.5万円を比較してみましょう。
10回勤務するとは、年間50万円高くなります。
年収で提示されることもあり、年収540〜600万円だと高給料の職場です。
夜勤手当てと年収で見極めるようにしてください。
緊急入院が少ない
看護師が少ないのに、入院が多いとより疲労度が増えます。
遅出看護師がいる

夕食時は1番忙しく、配膳、食事介助、ナースコールがあり、記録が進まないことがあります。
遅出がいると対応してくれるため、やっておきたい仕事がスムーズに終わります。
委員会・病棟係の内容
委員会や病棟係は、カンタンな仕事かつ病棟でできる仕事だとありがたいです。
電子カルテあり
夜間はただでさえ受け持ち患者が多いため、記録に時間がかかります。
早く仕事を終わらせるためにも、紙カルテより電子カルテを優先しましょう。
夜勤専従看護師のメリット

給料が高い
勤務日数が少なく、委員会で休日出勤しないで済むから、コスパ良く働けるのが魅力です。
20代から給料を稼ぎたいなら夜専しかないです。
年間休日が多い
法律上、月10回しか働けないため、年間休日が多いです。
1勤務で2日(夜勤入り+明け)出勤したことになります。
明けの時間も活用できるため、プライベート時間が増えた気がします。
出勤回数が少ない
出勤の手間や準備時間が少なく、時間が増えるメリットを感じました。
『通勤に1時間』『いい求人があるけど家から遠い』場合でも、出勤が少ないから面倒が減ります。
連休が取れる
年間休日が多いため、連休を組まざるを得ないシフトになります。
3〜4日連続の休日があり、気軽に遠出や旅行をしやすい状況です。
夕方から出勤のため、翌日のことあまり考えずに出かけれます。
人間関係がラク
日勤とも勤務前後の申し送りだけのため、良い意味でツッコマれることが少ないです。
夜勤専従看護師のデメリット

募集が少ない
給料が高く、募集人数が少ないため募集すると埋まりやすい求人です。
ほぼ転職サイトで募集をしていることが多い求人となります。
\夜専求人をチェック/
サイト名 | 登録 | 特徴 |
|
|
|
|
|
スキルが身に付かない
日中に手術や処置がないため、スキルを習得できないのが特徴です。
『勉強したい・看護技術を上げたい』方には合っていません。
体調が変化しやすい
逆に、夜専だと日勤と夜勤を交互にしないため、合っている方もいます。
夜勤専従看護師はどんな人が向いている?

年収を一気に上げたい
看護師は年功序列のため、役職に付かない限り大幅な昇給が難しいです。
夜専は夜勤手当てとボーナスもあり、若手でも・すぐに給料アップできます。
病棟経験3年以上
夜勤の相方が休憩に入っていると、どうしても1人で判断することが多いです。
そのため、病棟経験3年以上あると安心して働けます。
昇進に興味がない
『管理者になるなら平社員でいい』方にピッタリの働き方です。
日勤をしないため、指導や管理者が向いてるのか判断する機会がなく、管理者になるケースは極めて少ないです。
役職手当は付きませんが、夜勤手当てで十分補えます。
夜勤専従看護師転職時の注意点

夜勤回数で妥協しない
夜勤回数で妥協してしまうと、休日日数が減るためコスパ悪い働き方です。
10⇨11回に増えるだけで休日2日減ります。
2回連続で出勤が増えたり、2〜3連休が減ります。
看護師転職サイトの利用
出回っていない求人を紹介、担当アドバイザーから条件交渉してもらえるのがメリットでしょう。
自分で転職をしても、希望条件を伝えにくいのがリアルです。
代わりに交渉してもらうと、書面上への記載や条件を伝えやすくスムーズです。
転職サイトは以前から職場との関係性があり、希望の条件が通りやすくなります。
\夜専の求人を探そう/
サイト名 | 登録 | 特徴 |
|
|
|
ナースではたらこ |
|
|
【まとめ】
今回は、夜勤専従看護師が働きやすい条件8選!働くメリット・デメリットは?について紹介しました。
夜勤で働くメリット・デメリット・自分に向いているのかを考慮して働く必要があります。
働きたくても人気が高くて募集人数も少ないため、普段から求人をチェックしておくと理想の求人が見つかりやすいです。