- 特別養護老人ホームでの仕事内容・一日スケジュール・夜勤とオンコール・給料について
- 特養看護師で働くメリット・デメリット
特別養護老人ホーム(特養)看護師の仕事をご存知でしょうか。
働いたことがない方が大半のため、
自身の働いた経験を元に特養看護師の魅力をお伝えします。
ここでは、特別養護老人ホームでの仕事内容・一日スケジュール・
夜勤とオンコール・給料、特養で働く看護師のメリット・デメリットを紹介していきます。
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特別養護老人ホームとは?
仕事は健康管理が
メインのため病院のように忙しくありません。
医師は常駐しておらず
往診や何かあった時に対応していただくことになります。
急変時・状態変化時は特養で
対応できないため、他院へ救急搬送や受診することがほとんどです。
特養看護師の仕事内容
- 医師の回診
- 利用者の健康管理(バイタルサイン測定)
- ショートステイ利用者の把握
- 採血・ルートキープ、インスリン注射
- 点滴・経管栄養の管理
- 皮膚・褥瘡の処置(軟膏塗布など)
- 薬剤の管理
- 排便の管理(浣腸・摘便)
- 吸引・在宅酸素療法(HOT)の管理
- 予防接種介助
- 看取り
基本は健康管理のためバイタルサインをします。
採血は状態変化時や3〜4ヶ月の頻度、
ルートキープはしない職場が多いです。
身の回りの生活援助は
基本的に介護士が中心で行うため、看護師しかできない仕事に集中できます。
看護師は体を使う仕事が無くなるため、
体力的にしんどくことが少なく気楽に働きたい方におすすめです。
ショートステイ利用者がいるため、
入居者以外の状態も把握する必要があります。
生活相談員がいるため、
急変や受診時には家族との連絡を含めて連携が大切になってきます。
特養看護師のスケジュール
- 8〜9:00出勤
- 9:30朝礼・申し送り
- 10:00状態観察・バイタルサイン・皮膚処置・点滴+ルートキープ
- 11:00看護記録・注入・血糖測定
- 12:00昼食
- 13:00医師の診察・薬剤管理
- 14:30薬剤管理
- 16:30介護士への申し送り
- 17〜18:00退勤
業務は複数人で
分担するため、余裕を持って仕事ができます。
夜勤・オンコールはある?
夜勤はありませんが、オンコールはあります。
常勤のオンコールは週2回ほどです。
月に1〜2回は掛かってきますが、電話で済むことほとんどです。
オンコールのため、
24時間吸引が必要な方は特養では受け入れていません。
職場によりますが、
派遣は夜勤もオンコールもありません。
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特養看護師の給料
常勤は、
月収30万円弱と年2回ボーナスが一般的です。
派遣・パートは1勤務(8時間勤務)で
週5日働くと、月収30〜40万円弱を貰えます。
職場によって派遣・パートもオンコールがありますが、もちろん手当が発生します。
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特養看護師のメリット
給料や福利厚生が充実
介護施設の中では
給料が高く、福利厚生が整っています。
夜勤がある施設と比べると
給料が落ちるが、比較的高い給料です。
福利厚生では、
施設内に託児所が併設されているため、子育てがしやすい環境になっています。
業務量が少ない
業務量が少なく、
看護師それぞれ業務分担されるため落ち着いて働けます。
利用者も状態が安定しているため、状態観察が基本となります。
身の回りの生活援助は
基本的に介護士が中心で行うため、体力的にしんどいこともありません。
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夜勤がない
夜勤がないため、生活リズムを乱すことなく働けます。
定時終わりができるため、
ワークライフバランスを大切にしたい方におすすめです。
最低限のスキルを維持できる
採血・ルートキープを実施できるため、
最低限のスキルを保つことができます。
今後、
転職予定で働く方にもおすすめできる働き方になります。
特養看護師のデメリット
病院と比べると給料が落ちる
病院と比較すると
業務量・負担がない分、給料が落ちてしまいます。
時間にゆとりがあり、ストレスなく働きたい方にとってはベストな働き方です。
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医師が常駐していない
医師が常駐していないため不安になることあります。
アセスメント能力は必要となります。
受診の判断が難しいこともありますが、
担当医へ電話対応もできるので心配することはありません。
暇な時間ができる
業務量が少なく
利用者の状態も安定しているため、暇な時間を持て余す日が多いです。
終業前2時間は何もせず過ごす日もあります。
状態変化して搬送する際は
一時的に忙しくなりますが、すぐに落ち着きます。
特養に向いている人
ゆとりを持って働きたい
病院みたいなバタバタした環境でなく、
業務量も少ないため落ち着いて働きたい方に向いています。
暇を持て余す時間が多いため、
何か仕事をしていないと落ち着かない方には向いていません。
1年以上の実務経験がある
病院で1年以上の実務経験があると働きやすいです。
最低限の採血・ルートキープ・
12誘導心電図・胃ろう注入・インスリン注射をできると安心できます。
ワークライフバランスを大切にしたい
基本、定時終わりのため、
仕事とプライベートを分けて働けます。
夜勤もないので
家庭を大切にしたいママナースにもおすすめの働き方です。
【まとめ】
特養看護師の仕事内容や給料、メリット・デメリットを紹介しました。
病院に比べると夜勤がなく、
業務量が少ない分給料が落ちますが、施設の中では高いです。
その分、時間・体力的に余裕があり、
ワークライフバランスを重視した働き方ができます。
・看護師歴5年 現在派遣看護師3年目
・やりがい無く病棟看護師を退職→派遣看護師へ転職
・仕事にやりがいを求めないから派遣看護師として働き続けられる
・派遣のみで手取り収入30万円