- 看護師の給料が高い病院の3つの特徴
- 給料の良い病院で働くためのポイント
看護師が病院で働くなら、より給料が高い病院で働けるのがベストです。
今回は、看護師の給料が高い病院の特徴!給料の良い病院で働くためのポイントを解説します。
看護師の平均年収は?

2022年度看護師の平均年収508万円、他職種と比較しても高いです。
年収 | 508 |
月収 | 36 |
ボーナス | 86 |
- 施設の規模・地域・設置主体で変わる
- 基本給・賞与・夜勤手当・年齢と経験年数で差が付く
看護師の給料が高い病院の特徴3選

病院の規模が大きい
平均基本給 | 平均月収 | |
500床以上 | 27.0 | 35.4 |
300〜399床 | 25.9 | 33.6 |
100〜199床 | 24.9 | 31.9 |
99床以下 | 23.7 | 31.1 |
病床規模・勤続10年 31〜32歳 非管理職の月額給与 参考元:2022年 病院看護・助産実態調査
第二・三次救急医療指定されている規模の病院だと、基本給やボーナスが比較的高いです。また、毎年昇給していくため、長い間働くほど昇給します。
都市部は平均年収が高い
順位 | 都道府県 | 平均年収(万円) |
1位 | 東京 | 564 |
2位 | 奈良県 | 546 |
3位 | 埼玉 | 541 |
45位 | 大分 | 433 |
46位 | 宮崎 | 427 |
47位 | 鹿児島 | 396 |
最大約130万円の差があり、都市部やその周辺の収入が高くなります。稼ぐためには地域も選ぶ必要があります。
- 関東・関西・東海の都市部は高い
- 九州・四国は低い
都市部でない地域の上位にランクインは、人員確保のため年収が上がっている可能性があります。
設置主体で変わる
順位 | 設置主体 | 平均基本給 | 平均月収 |
1位 | 私立学校法人 | 26.9 | 35.9 |
2位 | 会社 | 27.1 | 35.7 |
3位 | 日本赤十字社 | 27.7 | 35.0 |
4位 | 社会保険団体 | 28.0 | 34.9 |
5位 | 国立 | 26.0 | 34.1 |
6位 | 公立 | 26.8 | 34.0 |
15位 | 医療法人 | 23.4 | 31.2 |
勤続10年 31〜32歳 非管理職の月額給与 参考元:2022年 病院看護・助産実態調査
1位と15位(最下位)では、平均月収が約5万円違い、年収約60万円変わります。
私立大学病院はボーナスが高い
大きな規模の私立大学病院は、全国から患者が集まるため収入が安定し、高度医療を扱っているため、収入が高いです。
ボーナスが4〜7ヶ月と年収を左右する金額が貰えます。
大企業が運営する病院
企業の経営状況が保っているため、系列病院も高い給料で安定してます。大企業の福利厚生と同じ恩恵を受けれるのもメリットでしょう。
国立・公立病院は手当・福利厚生が充実している
公務員に属するため、給料が安定しています。地域手当や退職金が高く、福利厚生が充実してます。
\給料が高い病院が見つかる/
サイト名 | 登録 | 求人数 | 特徴 |
|
100,000件以上 |
|
|
ナースではたらこ |
|
95,000件以上 |
|
|
45,000件以上 |
|
看護師が給料を上げて転職する4つのコツ

基本給・賞与が高い
基本給が約25万円だと、諸手当が少なくても給料が安定します。
私立大学病院のようにボーナス5〜7ヶ月だと、ボーナスを優先するべきです。冬期賞与では、100万円弱の職場もあります。
夜勤手当が高い
夜勤1回あたりの平均手当額 | |
二交代制夜勤 | 1万1,286円 |
引用元:2020年 病院看護実態調査
看護師の給料が高い理由は、夜勤手当があるからです。病院により15,000円/回と割高なことも。
年齢・経験年数で年収が決まる
年齢 | 男性(平均年収) | 女性(平均年収) |
20〜24歳 | 376万円 | 403万円 |
25〜29歳 | 485万円 | 476万円 |
30〜34歳 | 520万円 | 470万円 |
35〜39歳 | 539万円 | 501万円 |
40〜44歳 | 573万円 | 522万円 |
45〜49歳 | 580万円 | 564万円 |
50〜54歳 | 600万円 | 564万円 |
55〜59歳 | 528万円 | 582万円 |
60〜64歳 | 461万円 | 484万円 |
50歳前後が年収のピークで、年齢が上がると年収も増えていきます。
経験年数 | 男性(平均年収) | 女性(平均年収) |
0年 | 304万円 | 315万円 |
1〜4年 | 418万円 | 409万円 |
5〜9年 | 464万円 | 443万円 |
10〜14年 | 523万円 | 460万円 |
15年 | 538万円 | 522万円 |
経験年数も比例して年収が増えるため、年齢・経験年数が高いと転職時も高年収で働けます。
求人サイトを利用して給料交渉する
担当者から給料交渉するため、掲載する年収より増額してくれるケースがあります。年収だけでなく、夜勤回数の増減も可能です。
高度医療を扱っている病院、ICUなどの経験があると交渉してもらいやすいです。
\今の給料に満足していますか?/
給料が高い病院で働くデメリット

人間関係が複雑
職場が大規模なため、労働者が多いのが特徴です。そのため、コミュニケーションを取る機会が増え、苦手な看護師や他職種もいます。
夜勤回数が多い
患者数が増えるため、夜勤をする看護師も必要となります。病院によっては年収を増やす点ではメリットだが、夜勤回数が多いと不規則な生活リズムに繋がります。
高いスキルを求められる
高度な医療を扱っているため、高いスキルや知識が必要です。そのため、休日から日々の勉強が欠かせません。
重症患者がいるため、身体的・精神的にも負担となります。
勉強会への参加
大規模な病院では、看護師間で開催する勉強会があります。
業務終わりや、休日でも勉強会への参加が必要です。参加だけでなく、自主的な開催もあり、プライベートを脅かされます。
定期的な委員会
2年目以降から委員会活動が必須です。業務中や休日でも活動に時間を割くことがあります。
【まとめ】
今回は、看護師の給料が高い病院の特徴3選!転職で給料を上げるコツを解説しました。
- 施設の規模・地域・設置主体で変わる
- 基本給・賞与・夜勤手当・年齢と経験年数で差が付く
看護師の給料の特徴を理解すると、高年収で転職することができます。
おそら派遣看護師プロフィール